<tak beans>
東京 聖蹟桜ヶ丘

今回のカフェワンダークロニクルの舞台は、京王線聖蹟桜ヶ丘にお店を構える<tak beans>。

店主の松崎さんは、服飾の専門学校を経てアパレルショップのPR出身という面白い経歴の持ち主で、ランニングやスケートボードを趣味に持つバリスタです。

まだコーヒーショップが、今のように沢山なかった約6年前から、ご自身のアイデンティティーを大切にしながらお店作りをされています。

店内に所狭しと並ぶ豊富な銘柄のコーヒー豆や、様々なペアリングが楽しめるフードなど、こだわりの詰まったセレクトやショップのスタイルなどをインタビューしてきました。

Q.いつオープンしましたか。

2012年9月にオープンしました。31歳の年でした。

Q.店名の意味とコンセプトを教えてください。

店名は、「tak」はデンマーク語で「ありがとう」。
「tuck」の折り重なるともかけてます。

素直な気持ちでステキなことが折り重なる場所になるようにという思いで名付けました。
コンセプトはコーヒーを通してヒト、モノ、コトが重なり生活が豊かになるように。
コーヒーが側にあることが日常になるように。

Q.なぜ聖蹟桜ヶ丘のこちらに店舗をオープンしたのでしょうか。

開業する際に地元(多摩エリア)か以前働いていた渋谷エリアか、出店先を悩んでいたところ、知り合いのロースターさんに「絶対地元がいいよ。
地元のみんなが助けてくれるから。」とアドバイスを頂きました。
その言葉が、結果的に今の場所に決める後押しとなりました。

Q.メインで提供されているコーヒーの特徴について教えてください。

焙煎機はFUJIROYALの直下式の5Kg釜。

豆はデイリーに何も考えずに飲めるタイプからちょっとクセのあるものまで揃えています。
焙煎度合いは中煎り〜深煎りとなっています。
焙煎で気を使っていることは、コーヒー単体で飲んだ時も最後まで美味しく飲めるようなものになるよう、イメージしていること。

自分がコーヒーを飲む時、食事やスイーツと一緒というよりも、単体で飲むことが多いので最後の余韻が気持ちの良い焙煎を心がけています。

Q.コーヒー以外でもお取扱いのあるフードメニュー等について、こだわりやポイントについて教えてください。

焼き菓子は渋谷にある「THE BAKE」さんから仕入れています。
はちみつバタートーストは近所で人気のベーカリー「イノウエベーカリー」さん、ジェラートは八王子の「ダ ルチアーノ」さんから仕入れています。それぞれの道のプロにお願いしているので、しっかりこだわったものが提供出来ます。

ベイクのチョコチップクッキーはボリュームもあり深煎りのコーヒーとの相性がよいです。はちみつバタートーストはランニング後の糖質補給に。
ルチアーノさんには弊店のコーヒーを使用したオリジナルのコーヒージェラートを作ってもらっています。コーンに乗せて夏の人気メニューです。

取り扱う商品に関しては、基本的に友人やいつも仲良くさせてもらっているお店にお願いしています。それは、人となりやお店の雰囲気を理解し合い、信頼関係がしっかりした中でお客さまにも伝えたいと思っているからです。

Q.バリスタとして(お店として)特に心がけていることを教えてください。

コーヒーが主役ではなく、コーヒーがそばにある日々が皆さまの「日常」になってほしいと思っています。
街に溶け込み、街の中で「tak beans」という店が街の中の何かの役割を担えるように。

バリスタ/ロースターとして、コーヒーとコーヒーにまつわることを街の中で発信できるよう心がけています。

Q.この時期のオススメメニューや、今後のオススメを教えてください。

エスプレッソ系ですと、エスプレッソトニックやアイスラテ。

弊店のエスプレッソで使用している豆はエルサルバドルのシャングリラ農園を中深煎りくらいのものを使用しています。
ミルクと合わさった時に甘みがしっかりきます。
ダブルリストレットでおとしているのでコーヒー感もしっかり味わえます。

ドリップ系ですと、店頭全ての豆から選べるので急冷のアイスコーヒーは不動の人気です。その時の気分で豆を変える方が多いですね。

不定期に豆を入れ替えているので面白い豆があればどんどん紹介していきたいと思います。

Q.オープン当時と現在では、コーヒーカルチャー(ブーム)や、コーヒーを取り巻く環境などが大きく変わったかと思います。
そのあたりはどのように感じていらっしゃいますか?また違いはどのようなところだと思いますか。

弊店がスタートした時はコーヒーショップも少なく、スペシャルティコーヒーという概念もまだまだ広まっていませんでいた。
今、よく言えばコーヒーが生活の一部に定着してきたと思います。ですがトレンド化も進んでおり、同時に危機感もあります。

浅煎り至上主義も落ち着き、日本の文化である喫茶文化もフォーカスされてきており、これからももっとコーヒーの幅広さや奥行きが伝わればいいなと感じています。

コンビニやファストフードのコーヒーがダメなわけではなく、手軽に飲めるコーヒーも必要。もっともっと「美味しさ」の幅が浸透すればいいなと思います。

Q.アパレル業界から転職されたという経歴をお持ちですが、前職との違いや、現職でも生かされていることなどを教えてください。

大きな違いは「衣」か「食」か、でしょうか(笑)。

焙煎して淹れるコーヒーや、お店の雰囲気が自分自身のキャラクターと乖離しないよう務めています。

前職の時に学んだ様々なカルチャーや知識は、今の接客にだいぶ活きていると思います。 

ずっとらずやっていることは「友人や先輩を大切にする」ということです。

出会って、自分との関係を良好に築いてくれる周りの方達との関係を大切にしています。
お店をはじめてから、友人や先輩がつくってくれた出会いがあり、仕事にも繋がっています。
みんなが幸せになるコーヒーを提供したいですね。

Q.サーモマグを使用した感想と、魅力を教えてください。

率直な感想として保冷力がすごいな!と感じました。

キッチン側は焙煎機を回すと地獄のような暑さなので水分補給が欠かせないのですが、サーモマグに入れたドリンクはキンキンに冷えているので生き返ります(笑)。

持ち運びも完全密閉なのでバッグの中に入れられますし、底が細くなっており車のドリンクホルダーにも入ります。分解ができるため清潔に保てるのも魅力ですね。

また、店舗として、現在できることからサスティナブルな活動もはじめました。

焙煎の際に出るコーヒーカス(チャフ)を農家の友人の「いのうえのうえん」に渡し堆肥にしたり、今後はストローをサトウキビストローに替える予定です。

サーモマグでオリジナルのタンブラーをつくるのもいいですね。

Q.松崎さんご自身のコーヒーの楽しみ方を教えてください。

休日は予定詰め詰めで行動しながら行き先にあるコーヒーショップでよくコーヒーを買います。
有名無名関係なくテイクアウトすることが多いので、歩きながら、街並みを眺めながらコーヒーを飲むのが楽しいですね。

テイクアウトカップだと、常に手に持っていなければいけないのでサーモマグは欠かせません。

保冷、保温能力が高いので最後まで美味しく飲むことができます。

tak beans
〒206-0002東京都多摩市一ノ宮3-7-16
TEL/042-313-7683
URL/https://takbeans.com/
Email/contact@takbeans.com
Instagram/@takbeans

※店舗ではコーヒーから始まる楽しいイベントなども不定期に開催しています。インスタグラムで発信しているのでチェックしてください。