〈Dear All〉
東京 笹塚
久しぶりのカフェワンダークロニクル。
今回は、京王線笹塚駅から徒歩数分、首都高の真下を走る甲州街道沿いに店を構える〈Dear All〉にお邪魔しました。
6月末で3週年を迎える、スタイリッシュなコーヒーショップ。
目の前が大通りとは思えない、居心地の良い静かな空間は、感度の高いお客様もご来店されているようです。
共同オーナーの、星さん、峰村さんのお2人にお話をお伺いしました。
Q.いつオープンしましたか。
2016年6月29日です。
Q.店名の意味とコンセプトを教えてください。
「Dear All」小さいお子様からお年寄りの方まで、幅広い方に来て頂きたいという意味で付けました。
「美味しいはもちろん、 居心地の良い空間でより良いコーヒータイムを。」
をコンセプトに世界中のマルチロースターを使用したスペシャルティコーヒーショップです。
Q.なぜこの場所に店舗をオープンしたのでしょうか?
私たちは新宿で生まれ育っており、新宿近辺で探しておりました。
当初、初台近辺を見ていたのですが、良い物件が無く、少し範囲を広げたところ今のお店の物件情報が出てきました。
新築のスケルトンだったため自分たちの思い描く通りにお店作りが出来ると思いました。
また、笹塚は古くからの商店街が盛んな一方チェーン店も多く、自分たちのような個人店があっても良いのではと思いこの場所にしました。
Q.メインで提供されているコーヒーの特徴について教えてください。
常に複数のロースターさん(マルチロースター)から仕入れています。
今現在もいくつかラインナップはございますが、デンマーク発のLa Cabraがオススメです。
コーヒーは本来フルーツであり、その果実味を最大限に発揮した浅煎りの明るい味わいが特徴です。
是非ノルディックスタイルの味をお楽しみ下さい。
Q.コーヒー以外でお取扱いのあるフードメニューについて、こだわりやポイントについて教えてください。
コーヒー以外のフードメニューはお菓子とトーストなどがございます。
どちらもお店近くの個人店さんから仕入れております。
お菓子は代田橋の「KITIN」さんに作って頂いており焼き菓子とDear All限定でグラスのデザートを作って頂いており、グラスのデザートはシーズンで変わります。
トーストは笹塚の「オパン」さんから仕入れており、オパンさんの食パンを使ったHot Sandwichも人気です。
Q.バリスタやお店として、特に心がけていることを教えてください。
一杯一杯丁寧に淹れる事ですね、じゃないとコーヒー屋さんにバリスタがいる意味もないですし、マシン全自動のコーヒーも良いですが、バリスタの価値を一杯のカップに表現したいと思っています。
Q.この時期のオススメメニューや、今後のオススメを教えてください。
私たちのアイコニックであるカプチーノは常にオススメです。
コーヒーが苦手な方や誰でも飲めるような味わいを常に追求しています。こちらは一年中楽しんでもらいたいです。
Q.アルヴァ・アアルト設計のスツール60が並んでいたり、
ミニマルながらスタイリッシュな店内ですが、取り揃えている家具や内装のこだわりを教えてください。
店内は無駄なものは極力少なくし、クリーンでシンプルにしています。
お店を造るにあたって内装は私たちのイメージを伝えた上で信頼できるデザイナーさんに造って頂いております。
スツール以外はほぼ特注でつくって頂いており、店内の木材は長野県のヒノキを使っており、店の外タイルは宮城県石巻の硯瓦を使っています。
Q.「サードウエーブ」という言葉も流行した、近年のコーヒーブームをどう感じていますか?
全くサードウェーブって言葉とかは気にした事がないですね。
コーヒーって普通に人の生活に寄り添えるモノだと思うので、あんまり世代とかは気にしてないかもしれません。
ただ新しい情報や、近年のモダンな味わいなどには意味を理解した上で魅力を感じることが多いです。
Q.サーモマグを使用した感想と、魅力を教えてください。
平日、休日共に自転車での 行動が多いのですが、ドリンクホルダーにばっちりはまるサイズ感が気に入っています。
保温力、保冷力も抜群なので休日に長い時間行動していても大丈夫です。
Q.お二人自身のコーヒーの楽しみ方を教えてください。
普通に休日に好きなコーヒー屋さんに行きます。
コーヒーとクロワッサンとクッキーとみたいな(笑)
何も考えずにコーヒータイムを純粋に楽しむ時間はとてもリラックスできます。
マルチロースタースタイルの、地域に根差したコーヒーショップ。
東京ご出身のお2人が作り出す空気は、どこか都会的なものが漂います。
「Dear All」という店名そのままに、肩ひじ張らないスマートなスタイルは、多くのお客様から支持されています。
フードを店舗近くのお店から仕入れていることも共通しますが、本来のコーヒーショップのあるべき姿=人の生活に寄り添えるモノ、を表現しているように感じました。
隠れ家的ショップや、クリエイティブな人々が集まる人気エリア笹塚の中でも、一際注目のコーヒーショップにぜひ足を運んでみては。
〈Dear All〉
〒151-0073東京都渋谷区笹塚1-59-5
URL:www.dearalltokyo.com
Email:contact@dearalltokyo.com
Instagram:@_dear_all_
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