〈Q.O.L. COFFEE〉
名古屋 大津橋

今回のカフェワンダークロニクルは、都心を飛び出し、名古屋へ。

ここ数年ですっかり定着しつつある、いわゆる「コーヒーショップ」という業態は、根強い喫茶文化が残る地域でもしっかりとその根を張り始めています。

今年の春、東京・神田錦町で開催された〈COFFEE COLLECTION 2018 SPRING〉に厳選なるカッピング審査によって選出されのを筆頭に、長野で初開催された〈NAGANO COFFEE FESTIVAL〉や東京・青山で2万人以上の来場者数を誇る国内最大級のコーヒーのお祭り〈TOKYO COFFEE FESTIVAL〉へ出店するなど、県外での活動も精力的に行っているQ.O.L. COFFEE。

そんな、昨年オープンしたコーヒーショップが今回の舞台です。オーナーの嶋さんにお話をお伺いしました。

〈Q.O.L. COFFEE〉について教えてください。

Q.O.L. COFFEEではスペシャルティコーヒーを軸に『衣・食・住』の暮らしの向上を追求し、美味しいコーヒーのある暮らしの楽しさを伝えていく事で、多くの人々の生活をこの街をより豊かに幸せにしていく事がテーマです。

Q.いつオープンしましたか。

2017年6月11日です。

Q.なぜこの場所でオープンしましたか。

名古屋の中心地から、さほど遠くない場所で出店したいと思っていました。
名古屋は喫茶文化が強いのですが、当店のようなロースターカフェというスタンスのお店が名古屋の新しいコーヒーカルチァーとして拡がってほしいという想いもあり、中心地から離れた場所では伝えるには遠く感じたのでこの場所にしました。

他には、周辺に名古屋城があったり、公園や緑があるなどは大きなポイントでもありました。

Q.映画「COFFEE & CIGARETTES」のポスターやパンフレットが店内で一際目についたのですが、何か思い入れがあるのでしょうか。

「COFFEE & CIGARETTES」の世界観が大好きで、何気ない日常の中にコーヒーがある風景って最高だなって思います。またタバコもよく合いますよね!

店内ではタバコは吸えませんが……

今も昔も変わらずシチュエーションを選ばず飲まれるコーヒーの魅力が、味とは違った角度で良く映し出されている映画なので貼っています。

Q.外のバスケットゴール、アート、レコードプレーヤーなどがありますが、何か店舗のコンセプトはあるのでしょうか。

世界中どこにも無いコーヒー専門店です。

コーヒーのある空間のインテリアやアート、音楽など“少し良い”ものがあるだけで一杯のカップの味を左右します。美味しさを、一段と美味しく感じて頂ける様に気をつかっています。

Q.提供しているコーヒーの特徴について教えてください。

随時6~7種類のシングルオリジンを取り扱っていますが、どれもフレイバーが被らないようにしています。

そしてローストはその豆のポテンシャルが最大限に発揮されるロースト具合を常に探っています。

Q.コーヒーショップやバリスタとして、特に心がけていることを教えてください。

ワクワクするような体験を提供できるよう心がけています。

 

Q.名古屋のコーヒーカルチャーについてどう思いますか。

名古屋らしい喫茶文化が根付いて良いとは思いますが、コーヒーの文化とはまた違うのかなと思います。

名古屋は東京や関西、福岡などに比べ随分ゆっくりですが、若者の間からコーヒーカルチャーが少しずつですが拡がっては来ていると思います。

Q.この時期のオススメメニューや、今後のオススメを教えてください。

シングルオリジンコーヒーで作る、珈琲焼酎がオススメです。冷えた身体を芯から温めてくれます。

Q.嶋さん自身のコーヒーの楽しみ方を教えてください。

色んなロースターさんのコーヒーをそれぞれドリップして、何種類も飲み比べるのが好きです。

又は、1つのコーヒー豆を色んな器具を使って抽出し、器具によってコーヒーの味の仕上がりが違うのを楽しむのが好きです。

Q.サーモマグの感想を教えてください。

見た目はとてもスタイリッシュで重厚感もありカッコイイですね!

温かい飲み物も冷たい飲み物も長時間保温がききますし、蓋もしっかりしているので安心して持ち運べます。

名古屋のコーヒーと聞けば、誰もが思い浮かべるモーニングシステム。

最近では東京都内に進出するお店もあり、比較的馴染みのあるものに変わりつつあります。

そんな特異な文化が生まれた街で、 Q.O.L. COFFEEはとても「今っぽい」コーヒーショップと言えるかもしれません。

入口入ったすぐに大きな焙煎期とコーヒーの木があり、1階にはコーヒー関連のディスプレイが並び、2階はアートが飾られているゆったりとしたカフェスペース。訪れた際には、幅広いお客様が思い思いの時間を楽しんでいました。

お店では、作家さんの個展を行ったり、和菓子とコラボしたリ、演劇公演を行ったりとワクワクする体験を提供してくれています。

また一方で、色々なイベントへ出店するなど、多彩な活動はまだまだ続きそうです。

もしかすると、嶋さんご自身が海外のコーヒーカルチャーに受けた衝撃を、そのまま訪れる人たちにも味わってもらいたいという想いがあるのかもしれませんね。

次の Q.O.L. COFFEEの発信が今から楽しみです。

〈Q.O.L. COFFEE〉
〒460-0002 愛知県名古屋市中区丸の内3丁目5−1 番号 マジマビル
TEL:052-746-9134
URL:www.qolcoffee.com/index.php
Instagram:@q.o.l.coffee

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